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交通事故の死亡事故の免許

交通事故の死亡事故の免許 いま高齢者の交通事故が社会問題となっていますが、交通事故は高齢者だけの問題ではありません。どの年齢の人でもハンドルを握れば、慎重に運転していてもいつ事故を起こさないとも限りません。
ところで、不幸にも死亡事故を起こしてしまった場合、免許ははく奪されてしまうのでしょうか。過失運転致死の場合は、まず安全運転義務違反として2点が加点されます。そして死亡事故でさらに20点が加算されます。その結果、欠格期間最低1年の免許取消となります。
もしそこに酒酔い運転やひき逃げが加われば、道路交通法違反の35点が加算されるので、欠格期間9年となります。さらに危険運転致死となれば、62点が加算され欠格期間も10年に延びます。
故意ではなくても、人身事故には大きな責任が伴うということです。人を死亡させたり、大きな怪我をさせてしまった場合、精神的にも追い詰められてしまうことでしょう。そうならないためにも安全運転を心がけ、自動ブレーキなどの安全装備が装着された車に乗ることをおすすめします。

交通事故で死亡事故を起こした場合逮捕されるのか

交通事故で死亡事故を起こした場合逮捕されるのか 車を運転していれば、いつ交通事故が起きても不思議ではありません。交通事故で死亡事故を起こした場合、本当に取り返しがつかないことになりますから、いつも安全運転を心がけたいものです。
ところで、もし死亡事故を起こした場合は、その場で警察に逮捕されてしまうのでしょうか。これはケースバイケースで、逃亡する恐れがある場合や飲酒運転、危険運転や無免許運転などの場合は逮捕され身柄が拘束されます。
その後、刑務所ではなく拘留所などに10日間拘留されることになります。
交通事故で被害者が死亡すると、過失運転致死傷罪となり、「7年以下の懲役」「7年以下の禁固」「100万円以下の罰金」のどれかが課せられることになります。その上で、先ほどの飲酒運転や危険運転などが伴うと、さらに重い刑罰が課せられます。
故意に事故を起こす人はいません。しかし、車を運転するということは便利な反面、常に危険が伴っているのだということを忘れてはならないでしょう。